週の始めは何曜日なのか?週の始めは日曜日?それとも月曜日?
日本のカレンダーなどでは日曜日始まりが一般的。
ただし、一週間の始まりを日曜日とするか月曜日とするかは厳密には定まっていない。
最終的にはキメの問題とされており、意外と悩ましい。
ここではそんな「週の始まりは日曜日か月曜日か」という素朴なギモンについて調べてみた。
日曜日が週始まりの例
日曜日を一週間の始まりとする例は日本やアメリカなどで一般的。
日本でも日曜始まりがカレンダーなどでよく使われる。
海外では、アメリカやブラジルなどが日曜日始まりが多いという。
日本では週の始めは日曜始まりが一般的(カレンダー、放送など)
日本ではカレンダーやNHKの放送など週の始まりは日曜日としていることが一般的。
カレンダーといえば左端に赤い日曜日の日付があり、右端に青い日付の土曜日がある。
おそらく皆さんもよく使うカレンダーではこんなイメージが一般的では?
カレンダーで使われている暦は「グレゴリオ暦」。日本をはじめ多くの国で使われている。
「グレゴリオ暦」の週の始まりは日曜日とされている。
こうした背景などから、NHKなどの放送でも、基本的に1週間の始まりは日曜日が原則。
よって、一週間は「日曜日から土曜日まで」が基本的な区切りとのこと。
辞書の字義でも広辞苑などで日曜日は「週の第一日」とされてはいる。
ただし、辞書にはあわせて「週の最後の日を日曜日とする考え方もある。」とされている。
よって、一週間は日曜始まりが一般的だが、必ずしも絶対ということではない。
法律でも必ずしも週の始まりを日曜日とする定義は定まっていない。
アメリカ合衆国では日曜始まりが一般的
日曜始まりの例はアメリカ合衆国やブラジルのカレンダーなどにみられる。
日曜始まりの由来はもともとキリスト教の安息日。
日曜日に礼拝にいくアメリカなどでは一週間の始まりを日曜とすることが多いという。
週の始めが月曜日の例
カレンダーによっては月曜日始まりのものもある。とくにビジネス手帳などでは月曜始まりも増えているとのこと。また、海外でも欧州ではやや事情が違うようだ。
日本でも月曜日始まりはビジネス手帳などで使われている
現在当たり前となっている月曜日から働き土日が週末という一週間のスケジュール感覚。
1960年代(昭和35年~昭和44年)の高度成長期の日本でこうした月曜始まりの一週間という考え方が定着したという。
大正時代に「サラリーマン」という言葉が誕生したが戦前戦中はまだ少数派。
昭和30年代後半からサラリーマンが増え、それに伴いビジネス手帳などでは月曜始まりが便利という考え方も広まった。
ヨーロッパでは月曜日始まりが多い
一方、海外ではヨーロッパもキリスト教の国が多いが、週始まりの事情はアメリカなどとはやや異なるようだ。
イギリスでは、1971年ISO(国際標準化機構)決議により「月曜始まり」を採択。
フランスなど他の欧州諸国でも月曜始まりのカレンダーが一般的になっていった。
週番号
また、ヨーロッパでは週番号つきのカレンダーも多い。
週番号とは、1年の第一週目を4日以上の曜日がある週から起算し、1年を約52週に分け第1週から第52週とする考え方。
なお、厳密には第53日も生じるがアメリカなど海外の慣例ではカレンダー上の記載は第52週までとする例が一般的。
(備考)1年は何週?
1年は約52週:
1年365日÷1週7日=1年52.14週(約52週)
(余談)昔の日本にはそもそも「週の始まり」がなかった?
なお、戦前戦中までの日本ではそもそも「週の始まり」という考え方が薄かったとも。
戦前は農家が多く、農家の方には週末もほぼなく、よって週始まりという考え方自体が希薄だった。
戦中も「月月火水木金金」といわれたように週末という考え方自体がはばかられたという。
そんな歴史を思い起こすと、日曜始まりでも月曜始まりでも、しっかり週末は休もう!という考え方が定着しつつある令和の一週間は、昔と比べるとやはり幸せなのかもしれない。