気象の英語 気象でよく使う数学用語 気象の数値と次元と単位

3A Atomosphere 大気 カテゴリ大気
大気

気象の英語
気象でよく使う数学用語
気象の数値と次元と単位

気象予報士試験の学習には参考書の良書があります。

資格の専門学校や通える教室。通信講座やオンライン講座。
独学をなさる方には参考となるwebサイトも。

学びにはやはり体系的なテキスト。そして資格勉強ならやはり公式サイトの情報にもとづく試験勉強がおすすめ。

AYCJ
年表地図気象+日本循環めも=あなたとよい循環の和

さて、そんな気象予報士試験の学習からは本筋を外れてしまいますが😅

ここでは学習の途中でちょっと気になった気象や数学などの用語の英語をメモしておこうと思います。

気象の英語

気象予報士試験にはもちろん英語の科目はありません。

気象予報士試験の勉強としては英語など枝葉末節にとらわれずさまざまな気象現象などの内容の理解や予報などの実技を繰り返す練習の方がはるかに大事な本筋です。

その前提でここではあえてあまりふれられない重箱の隅をつついておこうという趣旨で書いています。

気象庁ホームページの用語集がわかりやすい

さて、気象の英語といっても気象用語の多くは気象庁の用語集などをみるとわかるように和訳やカタカナの通称などなるべくわかりやすくする工夫がなされています。(例 Meteorology 気象学、AMeDAS アメダス)

用語集の良書はありますが個人的には日本一わかりやすい用語集かとも思っています。

GSMやSTS、SIGMETなど数値予報や天気図、航空気象予報などの用語で英語の略語がそのまま使われている例がたまに出てくる程度。

GSM(Global Spectral Model)全球モデル:地球全体の大気を対象とした気象庁の数値予報モデル。

STS:Severe Tropical Stormの略。台風の階級のひとつ。

(参考)台風の階級:TS、STS、T
台風を最大風速により3階級に分類
天気図などで使用

TS(Tropical Storm)
最大風速 :およそ17m/s 34ノット以上 25m/s 48ノット未満
海上強風警報に相当
STS(Severe Tropical Storm)
最大風速:25m/s 48ノット以上 33m/s 64ノット未満
海上暴風警報に相当
TまたはTY(Typhoon)
最大風速:33m/s 64ノット以上
海上台風警報に相当

SIGMET(Significant Meteorological Information)
航空気象用語:シグメット情報(SIGMET)
航空用語では悪天情報とも。

※SIGMET(Significanto Meteoroligical Information):ICAOによる航空気象分野の専門用語のひとつ。直訳すると「顕著な気象現象の情報」という意味だが通常は「SIGMET」または「シグメット情報」という略語や通称で呼ばれる。

シグメット情報とは
ICAO(国際民間航空機関)の国際間航空気象取極めにより発行される航空機運航に障害を及ぼす可能性がある悪天条件に関する空域気象情報。

具体的には、強い乱気流・着氷・雷電・台風・火山の噴煙などの現象について、広さ・高度・移動速度・予想期間などの項目が、観測・予報に関するシグメット情報として発表される。

日本では気象庁予報部航空予報室がシグメット情報を毎日365日発表。

気象庁航空予報室から、飛行情報業務を担当する航空交通管理センター(ATM)のある福岡飛行情報区(福岡FIR:Flight Information Region)についてのシグメット情報が、気象関係機関を通じ空港管制官や航空会社パイロットなどの航空関係者に日々提供されている。


ただ気象用語はもともと英語がほとんど。

上でふれた略語のように気象用語にときどき登場するアルファベットの略語の意味に迷ったときには略語の元の英語を調べてみると理解がほどけることもあるかもしれません。

気象用語に限りませんが日本の理数系の用語ときに英語のほうが概念が理解しやすい場合もある気もします。

例えば微分は英語で differential といいます。「微細に分ける」というの接点を細かくつないでいくと・・・という微分の1つの側面ではありますがもうすこしざっくりいってAとBの差を調べるのが目的だよというほうがわかりやすいかもしれません。

切り口の違い。この場合は日本語がその性質に注目し、英語が目的に注目している例。ただこれが一概にそうかといえば翻訳ごとに異なるので一般化はできません。

いずれにせよ先人が日本語に翻訳してくれた苦労は「内製化」という日本という国の知識や技術力を向上するうえで大切な要石でした。

ただ機械翻訳の発達など時代は変化しています。

たしかに気象や数学や物理の英語は長ったらしくてムズカシソウと敬遠しがちかもしれません。でも慣れてくると実は長い英単語のほうが単に簡単な単語の組み合わせでわかりやすかったりもしますので、もし勉強に煮詰まったときなどはクイズやゲーム感覚で英単語を調べてみると意外と面白いかもしれませんね。

関連項目(案)

□気象の数値と次元と単位(1)気象の数値
□気象の数値と次元と単位(2)力の次元
□気象の数値と次元と単位(3)無次元数

数・数字・数値の英語

数・数字・数値の英語の違い

数(number)
数字(numerals)
数値(numeric values)

ついでに数と数字と数値について簡単におさらい。

数(英語:number)とは

数学で扱われる数は、単位を持たない抽象的な概念。

例:1,2,3,……, 1/2,0,50,….

数字(英語:numerals)とは

数字とは、数値、記号、または、数を表す数値と記号の集まり。

Numeral
A Numeral is a figure, symbol, or group of figures or symbols denoting a number.

#figure(間違えやすい英語)

It may refer to:

Numeral system used in mathematics
Numeral (linguistics), a part of speech denoting numbers (e.g. one and first in English)
Numerical digit, the glyphs used to represent numerals
Hindu–Arabic numeral system, a positional decimal numeral system developed between the first and fifth centuries by Indian mathematicians, widely used in modern life

Numerals, or number names, are adjectives or nouns used in a language to represent numbers. They may be based on different ways of counting (decimal, vigesimal, and so on), but are a linguistic concept, rather than a mathematical one, and should therefore be distinguished from numeral systems in the mathematical sense. There is nevertheless some overlap between the concepts of numeral and numeral system, especially in ancient languages — in which mathematical notation and ordinary language were not always distinguished.

数字(すうじ、英: numeral)とは数(数値、数量、英: number)を表現するための記号(英: figure, 英: digit)および文字(英: character, 英: letter)である。


気象の数値と次元と単位

数値・次元・単位などの英語

次元とは(気象学の次元の概念)

次元(英語: dimension)

気象学では物理量の性質を表すときに次元(dimension)を用いる。

単位 次元

質量/mass:m(kg)

1.質量/mass:m(kg)

密度/density:ρ(kgm-3)

2.密度/density:ρ(kgm-3)
 *ρ[r/rho/ロー] (kgm-3=kg/m3=kg÷m÷m÷m)
 ***πυκνότητα(pyknótita)/плотность


(コラム)密度ρのナゾ?

密度のラテン語Densitas,英語density。、密度の単位ρの由来は定かでないとのこと。以下はまったく私の妄想。
ギリシャ語π[p]
→ラテン語転写p[p]
→誰かがロシア語p[r]と勘違い
→r[rho]に再びギリシア語の今度はρ[r]を当て字?妄想^^;

密度ρ(ロー)の語呂合わせ(ダジャレ)

「ρ密」(蝋密、ろーみつ)」という語呂合わせで覚えました。
ろうそく ローソク

防災グッズとしていざという時に役立つローソクのイメージです。

重力加速度:g(ms-2)

3.重力加速度/gravitational acceleration:g(ms-2)
*g=9.8ms-2(9.8m/s2=9.8m÷s÷s)

力:F(N)

4.力/force:F(N)
*[newton/ニュートン] =mkgs-2(mkg/s2)
**F=mg

気圧/pressure:p(Pa)

5.気圧/pressure:p(Pa)
*[p]ピー(パスカル)
 **1Pa=1N/m2
 ***100Pa=1hPa(1 hecto Pa) “hecto”latin,en=100

温度/temperature: T(K)

6.温度/temperature: T(K)
 *K[kelvin] ケルビン/カルヴァンさん
 **1℃=273K
 ***「一度に(2)73分け(K)の蹴る瓶さん!」


(73分けが通じないかも)273Kといえば、MLBだと、1969年のカブス、ファーガソン・ジェンキンスの奪三振数(273)なんだが、そっちのほうが分かりにくいですかね。うーん、こどもが覚えやすいとすれば、やっぱあれか…。(閲覧注意)うんち版「一度に273ケも食える便か!」(・・・覚えんでよかw)


その他の単位 長さ、面積など

7.長さ/length:l(m)

8.面積/Area:A(m2)

9.体積/Volume:V(m3)

10.時間/time:t(s) *second/秒

11.速度/Velocity:V(ms-1)

12.加速度/acceleration:a(ms-2)


練習問題:

mass:m(__)
density:__(kgm-3)
gravitational acceleration:g(___)
*g=_____
force:F(__)
**F=____
pressure:p(Pa)
**1Pa=1__/___
***___Pa=1hPa
temperature: T(K)
**1℃=____K
length:l(m)
Area:A(m_)
Volume:__(m_)
time:t(_) ____/秒
Velocity:V(___)
acceleration:a(___)


(参考文献等)
二宮洸三『気象がわかる数式入門』1998(株)オーム社
真壁京子『数式大嫌いの人に贈る!真壁京子の気象予報士試験数式攻略合格ノート』2010 株式会社週刊住宅新聞社

(翻訳について)
参考文献、気象庁ホームページ(英語版)、国土交通省、外務省、文部科学省、環境省など各省庁HPや法律用語英訳を参考。ただし一部公式対訳が見あたらない場合には各種辞書やwebサイト、Google、Wikipedia等を参照し筆者仮訳。


おすすめ参考書(入門・初心者向け)

気象業務に必要な数理公式など要点がスッキリまとめられた実務良書。

真壁さんの本は本当にビギナーにやさしくそれでいて奥が深い好書。

あとがき

気象や数学の英語?

これまでは・・・

はっきりいって日本での予報業務に英文法などは不要。せいぜい日本の気象用語で使われているGSMやSTSまたはSIGMETなど英語の略語だけ日本語(外来語)として覚えておけば現業でも事足りるはず。というのが相場観だったもしれません。

これからは・・・

ただ最近では小学四年生からも英語が必修になるほど。お子さまの英語上達に見えないプレッシャーを感じているご父母や大人もいるのでは?海外に行かずとも日本でも仕事やビジネスで外国人顧客と英語で話す機会も増えるかもしれませんね。

(おじさんのホンネ)

・・・なんて理屈はともかく(汗)

たんに自らの怠惰な英語学習へのささやかな抵抗としてこのブログを書いている次第。おじさん正直子供の頃のように机に向かって素直に勉強するのがだるいのでせめてブログにでもメモして通勤中のスマホで復習やチェックができないかなと。

おっとつい余計なことを・・・。もし見つかっても生温かく見逃してやってください😅

(備考)

関連項目(別途まとめ)

力の次元

無次元数

次元解析 例題

タイトルとURLをコピーしました