2019年版
カレンダーの月日から今の時期の二十四節気(にじゅうしせっき)と七十二候(しちじゅうにこう)がわかる暦(こよみ)を掲載。
今の時期 二十四節気と七十二候では?
基本的に二十四節気と七十二候は、旧暦(太陰太陽暦)の春夏秋冬の順にならべられています。
ここでは、現在の新暦(太陽暦、グレゴリオ暦)の順に掲載。普段よく使うカレンダーから日本の伝統的な暦がわかりやすいよう工夫しています。
2019年の二十四節気 七十二候
ここでは、2019年の暦を掲載しています。
1月
1月
小寒(しょうかん) 1月6日
小寒(しょうかん)十二月節 285°
寒の入りで、寒気がましてくる
国立天文台, 暦計算室, 二十四節気
七十二候
芹乃栄(せりすなわちさかう) 1月6日 1/6~1/10
水泉動(しみずあたたかをふくむ) 1月10日 1/11~1/15
雉始雊(きじはじめてなく) 1月15日 1/16~1/20
大寒(だいかん) 1月20日
款冬華(ふきのはなさく) 1月20日 1/21~1/24
水沢腹堅(さわみずこおりつめる)1月25日 1/25~1/29
鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく) 1月30日 1/30~2/3
2月
2月
立春(りっしゅん) 2月4日
東風解凍(こちこおりをとく)2月4日 2/4~2/8
東風が厚い氷を解かし始める
黄鶯睍睆(うぐいすなく)2月9日 2/9~2/13
鶯が山里で鳴き始める
魚上氷(うおこおりをいずる)2月14日 2/14~2/18
割れた氷の間から魚が飛び出る
雨水(うすい)2月19日
雨水 2月19日
土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)2月19日 2/19~2/23
霞始靆(かすみはじめてたなびく) 2月24日 2/24~2/28
草木萌動(そうもくめばえいずる) 3月1日 3/1~3/4
3月
3月
啓蟄(けいちつ)3月6日
蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく) 3月6日 3/5~3/9
桃始笑(ももはじめてさく) 3月11日 3/10~3/14
菜虫化蝶(なむしちょうとなる) 3月16日 3/15~3/19
春分(しゅんぶん) 3月21日
雀始巣(すずめはじめてすくう) 3月21日 3/20~3/24
桜始開(さくらはじめてひらく) 3月26日 3/25~3/29
雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす) 3月31日 3/30~4/3
4月
4月
清明(せいめい) 4月5日
玄鳥至(つばめきたる) 4月5日 4/4~4/8
鴻雁北(こうがんきたへかえる) 4月10日 4/9~4/13
虹始見(にじはじめてあらわる) 4月15日 4/14~4/19
穀雨(こくう) 4月20日
葭始生(あしはじめてしょうず) 4月20日 4/20~4/24
霜止出苗(しもやんでなえいづる) 4月25日 4/25~4/29
牡丹華(ぼたんはなさく) 5月1日 4/30~5/4
5月
5月
立夏(りっか) 5月6日
蛙始鳴(かわずはじめてなく) 5月6日 5/5~5/9
蚯蚓出(みみずいづる) 5月11日 5/10~5/14
竹笋生(たけのこしょうず) 5月16日 5/15~5/20
小満(しょうまん) 5月21日
蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ) 5月21日 5/21~5/25
紅花栄(べにばなさかう) 5月26日 5/26~5/30
麦秋至(むぎのときいたる) 6月1日 5/31~6/4
6月
6月
芒種(ぼうしゅ) 6月6日
螳螂生(かまきりしょうず) 6月6日 6/5~6/9
腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)6月11日 6/10~6/15
梅子黄(うめのみきばむ) 6月16日 6/16~6/20
夏至(げし) 6月22日
乃東枯(なつかれくさかるる) 6月22日 6/21~6/25
菖蒲華(あやめはなさく) 6月27日 6/26~6/30
7月

半夏生(はんげしょうず) 7月2日 7/1~7/6
7月
小暑(しょうしょ) 7月7日
温風至(あつかぜいたる) 7月7日 7/7~7/11
蓮始開(はすはじめてひらく) 7月13日 7/12~7/16
鷹乃学習(たかすなわちわざをなす)7月18日 7/17~7/21
大暑(たいしょ) 7月23日
桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)7月23日 7/22~7/27
土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)7月28日 7/28~8/1
8月
大雨時行(たいうときどきにふる)8月2日 8/2~8/6
8月
立秋(りっしゅう)8月8日
涼風至(すづかぜいたる) 8月8日 8/7~8/11
寒蝉鳴(ひぐらしなく) 8月13日 8/12~8/16
蒙霧升降(ふかききりまとう) 8月18日 8/17~8/22
処暑(しょしょ) 8月23日
綿柎開(わたのはなしべひらく) 8月23日 8/23~8/27
天地始粛(てんちはじめてさむし)8月28日 8/28~9/1
9月
禾乃登(こくものすなわちみのる) 9月3日 9/2~9/6
9月
白露(はくろ)9月8日
草露白(くさのつゆしろし) 9月8日 9/7~9/11
鶺鴒鳴(せきれいなく)9月13日 9/12~9/16
玄鳥去(つばめさる) 9月18日 9/17~9/21
秋分(しゅうぶん)9月23日
雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)9月23日 9/22~9/27
蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)9月28日 9/28~10/2
10月
水始涸(みずはじめてかる) 10月3日 10/3~10/7
10月
寒露(かんろ) 10月8日
鴻雁来(こうがんきたる) 10月8日 10/8~10/12
菊花開(きくのはなひらく) 10月14日 10/13~10/17
蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)10月19日 10/18~10/22
霜降(そうこう)10月24日
霜始降(しもはじめてふる)10月24日 10/23~10/27
霎時施(こさめときどきふる)10月29日 10/28~11/1
11月
楓蔦黄(もみじつたきばむ) 11月3日 11/2~11/6
11月
立冬(りっとう)11月8日
山茶始開(つばきはじめてひらく)11月8日 11/7~11/11
地始凍(ちはじめてこおる)11月13日 11/12~11/16
金盞香(きんせんかさく)11月18日 11/17~11/21
小雪(しょうせつ) 11月22日
虹蔵不見(にじかくれてみえず)11月22日 11/22~11/26
朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)11月27日 11/27~12/1
橘始黄(たちばなはじめてきばむ) 12月2日 12/2~12/6
12月
12月
大雪(たいせつ)12月7日
閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)12月7日 12/7~12/11
熊蟄穴(くまあなにこもる) 12月12日 12/12~12/16
鱖魚群(さけのうおむらがる)12月17日 12/17~12/21
冬至(とうじ)12月22日
乃東生(なつかれくさしょうず)12月22日 12/22~12/26
麋角解(おおしかのつのおつる)12月27日 12/27~12/31
雪下出麦(ゆきわたりてむぎいづる) 1月1日 1/1~1/5
備考
旧暦の暦は年ごとに違いがあります。
例年、国立天文台が分析し、年ごとの二十四節気を定めています。
二十四節気は地球の自転軸の向きと太陽の位置関係で決まりますが、他にも地球の公転運動は惑星からの引力によって影響を受けるなど二十四節気は複雑に変化しています。
詳しくは、国立天文台の暦計算室の二十四節気の定め方などの解説をご参照ください。
(参考)国立天文台「二十四節気は複雑に変化している †」
二十四節気と黄道
二十四節気(にじゅうしせっき)は、太陰太陽暦(旧暦)では季節を表すために用いられていた暦。
1年の太陽の黄道(こうどう)上の動きを視黄経の15度ごとに24等分して決められている。
- 全体を春夏秋冬の4つの季節に分ける。
- 4つの季節(四季)を6つに分ける。
- これで24節気
また、各月は、節気(せっき)と中気(ちゅうき)が交互にくる。
なお、中気のない月を閏月(うるうづき)とした。
引用・参考文献
(出典)国立国会図書館、日本の暦、暦の中のことば
(出典)国立天文台、こよみ用語解説
(出典)ウィキペディア、七十二候、他
あとがき
なお、二十四節気や七十二候から今の時期のカレンダーの日付を確認したい場合は、上記の参考サイトにてご覧いただけます。








